購入物件も決まって購入申込書を出し、手付金も用意できたので、いよいよ契約・・・と思ったら、ローンが通らずキャンセルになってしまう事例も多々あるものです。年収が高いから安心というわけではないようです。
国土交通省が民間金融機関に対して行った「平成16年度の民間住宅ローンについての実態調査結果」が発表されており、この中に「どのような方法で住宅ローンの実行の可否についての審査を行っているか」という問いに対しての各金融機関の回答結果が公表されています。
- (1) 住宅ローン完済時の年齢・・・98%
- 80歳までとはなっていますが金融機関側では、定年時までにに完済が理想であるようです。
- (2) 住宅ローン借り入れ時の年齢・・・98%
- 同じく70歳までのところが多いですが、60歳未満が審査では一般的のようです。
- (3) 住宅ローン返済負担率・・・98%
- 年収の40%までが基準とされていますが、無理のない返済には20~25%が妥当です。返済額は住宅ローンだけでなく、自動車ローンなど他の返済額の合計で決まります。他のローンがある場合は、減額の可能性もあります。
- (4) 勤続年数・・・93%
- 現在の勤務先に1~3年以上勤務していること。正社員でなくても連続した収入があれば受けることもできます。自営業者はおおむね3年以上現在の仕事を続けていること。
- (5) 年収・・・93%
- (6) 担保評価額・・・93%
- (7) カードローンなど他の債務の状況や返済履歴・・・80%
- ・ 個人信用情報機関に金融事故(3ヶ月以上の遅延や自己破産などの法的整理)の登録がないこと
- ・ 他のローンで月越延滞がないこと
- ・ 他の債務の状況
- ・ 他の債務の返済履歴に延滞がないこと
- (8) 住宅ローン申込人との取引状況・・・65%
- (9) 金融機関の営業エリア外・・・60%
- (10) 健康状態・・・57%
- (11) 雇用状態・・・31%
- (12) 業種・・・24%
- (13) 所有資産・・・13%
- (14) 雇用先の規模・・・10%
- (15) 家族構成・・・10%
- (16) 性別・・・7%
各金融機関が審査に関して重視しているのは返済能力と信用力です。ローンを組む場合、更に保証会社の審査基準にもパスする必要があります。


